6月28日に行った「調査釣り」の結果です。予想以上に型も数も良好でした。2012.6.29掲載

昨日28日、恒例となっているアユの調査釣りを行いました。当組合では、当方の稚アユセンターで中間育成した人工産アユを小国川に放流していますが、その放流種苗が効果的であるか、数量が適正であるかを調査するため、また遊漁者に漁況情報を提供するために調査釣りを実施しております。 28日は流域の5地点で、午前9時~12時頃まで各3~5名で友釣りにより実施いたしました。各地点ごとに体長、体重、天然と放流ものの比率、割合などを調べました。開始と同時に入れ掛かりで釣れ、大変良い結果を出すことができました。結果は右表にまとめたとおりです。
 今年は天然遡上が本格化したのが今月19日頃と遅かったため、遡上率が低いところもありますが、満沢、舟形、長沢の調査尾数などは、今までにないほどの好釣果でした。型も平均40~50gと良く、中には60gを超える個体もありました。放流ものが、順調に育ってくれました。天然物も7月中旬頃から次々と釣れ始まることと思います。今年は楽しみな年になりそうです。こうご期待です。 最後に、今年もアユが病気にかかるリスクを少しでも減らすため、

県外からのおとりアユの持ち込みを自粛してくださるようお願いします。県外からのおとりアユは、「持ち込まない。使用しない。放さない。」でお願いします。

 <2012.6.28の調査結果>
調査場所 調査尾数平均全長 平均重量 天然遡上アユの割合 
 舟形 110尾17.8cm45.0g46%
 長沢 95尾17.2cm49.0g27%
 瀬見 28尾16.8cm45.9g25%
 大堀 21尾16.0cm42.2g24%
 満沢63尾16.6cm42.4g21%
 -合計 317尾平均 16.88cm平均 44.9g平均 29%

▲鱗の枚数を数え、天然ものか放流ものかの判断材料にします。

▲今回の釣果の一部です。思った以上に成長していて、いい型のアユが釣れ
ました。写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。

▲解禁前なので、県の許可を得た調査目的であることを示す旗を立てて釣
 りを行いました。

▲今年も「おとりアユの持ち込みは禁止」です。病気予防のためですので、
 ご協力お願いします。

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