本日、アユ釣り解禁です。 解禁日の模様を取材してきました!2010.7.1
本日7月1日、待ちに待ったアユ釣りが解禁となりました。前日はかなり激しい雨が降り、川が増水して、釣りができるか危ぶまれましたが、小国川は水が引くのが早く、午前9時頃には釣りができる程度にまで減水。ニゴリもだんだん薄まり、お昼を過ぎる頃にはササニゴリ程度にまで回復しました。
そんな中、小国川には朝早くから多くのアユ釣りファンが訪れ、川の回復具合を見ながら次々に川に入り、約1年ぶりのアユ釣りを楽しんでいました。
釣果については、いろいろな場所を回ってたくさんの釣り人に聞きましたが、午前中だけで30尾ほど釣った人がいました。また、1日の釣果としては約50尾ほどが最高だろう、という話が聞けました。これは上手な人の釣果ですが、平均すれば1日ゆったりと楽しんで10~20尾程という釣果が多かったようです。
型については、今年は春先の天候不順などの影響もあり、天然遡上も放流も遅れ気味だったことから、総じて小さめ。たまに17cm級も釣れていましたが、平均すれば14~15cmクラスが多かったようです。
まだまだ型は小さめですが、7月半ばから下旬になれば、15~17cmクラスが数多く釣れるようになるはず。今年も小国川でアユ釣りをお楽しみ下さい。
朝方は水量が多かったため、模様眺めをしていた熊谷さん(埼玉県)と蓮沼さんご夫妻(東京都)。何日か宿泊して、小国川でアユ釣りを楽しんでいくとおっしゃってました。
朝方は水量が多かったものの、時間経過とともにみるみる減水。雨が止むと減水するのが早いのが、ダムのない小国川の特徴なんです。
今日は警察や防犯協会の方たちが川を巡回し、「車上荒らしに注意」の紙を配って歩いていました。シーズン中も定期的に流域を回り、不審な人がいないかなど見回るそうです。
1日の釣りを終え、満面の笑顔で釣果を見せてくれたのは小国川FCの大場さん。この後、仲間とアユを焼いて1年ぶりの味を楽しんだそうです。
最上郡在住の人たちを中心に構成する鮎釣り倶楽部「鮎友遊会」(紀伊洋会長)の皆さん。今日は一の関に集合し、みんなで解禁日の釣りを楽しみました。
午前中の2時間ほどで、皆さん15~20尾ほどの釣果でした。左から紀伊洋会長、庄司強さん、加藤欽也さん。
こちらは近年、アユ釣り大会で常に好成績を納めている小国川FCの五十嵐敦行さん。解禁を楽しみながらも真剣な表情でアユ釣りに取り組んでいました。
今年も高圧線のある場所には、東北電力さんの幟旗が立てられました。釣りの際は十分にご注意下さい。
「鮎友遊会」紀伊洋会長の午前中2時間の釣果を見せてもらいました。午後は川も回復してきたので、もっとたくさんのアユが釣れたことと思われます!