小国川最下流域で、今年で4年目になる「鮭有効調査」の釣りが行われています!2010.10.22掲載

 今年で4年目を迎える小国川での「鮭有効利用調査」が、今年も10月18日からスタートしました。当初は16日から始まる予定でしたが、鮭の遡上が例年になく遅いため、2日延期しての開始。今年は11月14日までの期間中、延べ270名が調査釣りに参加する予定です。
 取材した22日は、県内外から訪れた7名の釣り人が調査釣りに望み、午前9時~午後3時までルアーやエサ釣りなど、それぞれのスタイルで鮭釣りを楽しみました。東京都から参加した岡田浩樹さんは、「鮭釣りは5~6年やっているが、小国川は昨年に続いて2回目。河口に近い釣り場と違って小国川は流れがあるので、それがエサ釣りをやる自分としてはやりやすくて楽しい。また川がキレイなので釣っていてすごく気持ちがいい」と語ってくれました。
 また山形市から参加の石田幸一さんは、
「私はアユ釣りが大好きで小国川によく来ているが、その小国川で鮭釣りもできるというので、一昨年から参加している。一昨年は1本掛けたがラインを切られて終わり。昨年は1日で2本の釣果。今年はなんとか昨年の釣果を上回りたい」と話してくれました。
 小国川で釣れる鮭のサイズは全長60㎝~75㎝くらいが多く、重さは平均4~5㎏ほど。その引きは国内の淡水の釣りでは最大級といってよく、釣り上げるまでに10分以上かかることも珍しくありません。今年はすでに申込期日を過ぎているため新たな参加はできませんが、その強烈な引きを味わってみたい方はぜひ来年エントリーして下さい。調査委員会の皆で、皆様のお越しをお待ちしています。

2007年の鮭釣り開始の年から毎年参加している二戸源義さん(最上町・写真左)と藤井憲
一さん(最上町・写真右)。今年は同僚の清藤拓真さん(山形市・写真中央)を誘って参
加しました。皆さん午前中だけで3匹4匹と釣って絶好調でした。

エサ釣りでメスの良型を上げた石田幸一(山
形市)さん。

東京都から参加の岡田浩樹さん。午前中に良
型のオスを2尾ゲット。

強烈な鮭の引きに絶える石田さん。

鮭釣りエリアになっている小国川最下流部
はこんな感じです。

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