今年は天候不順で、稚アユ放流も苦戦しております!2010.5.26掲載(5.31追記)

小国川流域はいまちょうど新緑の季節で、1年のうちでも最も気持ちの良い季節を迎えています。本当なら今頃は稚アユの放流のピークとなっているはずなのですが、今年はご存じのように天候不順で、放流をしようと思うと天候が悪化して気温・水温が下がったりして、なかなか放流によい状況になりません。今年は舟形町内の全部の小学校(4校)で体験放流を予定しておりますが、今日予定していた長沢小学校の体験放流は増水と雨で延期になりました。明日の富長小学校の体験放流も延期になる見込みです。なかなかままならない状況ですが、近いうちに放流の模様は写真に撮り、掲載したいと思っています。

 今年の稚アユ放流は、このところの天候不順などのために予定より遅れ、5月27日からスタートしました。今年は2月18日に最初の仔魚を池入れして以来、稚アユ育成はほぼ順調に進んできました。ただ3月下旬から4月にかけて、天候不順(好天が続いたり低温の日が続いたりしたこと)が続き、この時に一時、稚アユの食いが落ちたりして心配したこともありました。しかし、それもなんとかクリアして、今日の放流作業まで持って来られたことに、本当に安堵感を覚えています。いま放流している稚アユは平均6.5g程で、体長にすれば平均6~8cmくらいになるかと思います。7月1日の解禁時には、おそらく15~17cmくらいに成長して、釣り人の皆さんを大いに楽しませてくれることと思います。解禁まであと1ヶ月ちょっと。どうぞご期待ください。(5月31日追記)


▲稚鮎センターの育成池から、正確に数量を量りながら稚アユ
運搬車に稚アユを移していきます。

▲今年は3月下旬からの天候不順で成長が心配されましたが、な
んとか立派な稚アユに育ってくれました。

▲稚アユ運搬車に稚アユを移す時は、玉網にあまりいっぱい稚ア
ユを入れないように心がけています。重みで稚アユに負担が掛か
るのを避けるためです。

▲稚アユを積んで、運搬車は新緑の中を一路、放流ポイントへと
向かいます。

▲瀬見温泉の橋の上から、ビニールホースを延ばして放流です。

▲川にも組合員が入って、最後の1尾までちゃんと放流します。

▲次はこんな崖の上から放流。年配者にはツライです(笑)

▲ここでも組合員が川に入り最後
の1尾まで稚アユを見送ります。

▲小国川流域は、いま新緑の季節。本当に気持ちのいい季節で
す。(写真クリックすると大きな写真が見られます)

▲稚鮎センター前の田んぼは田植えが終了。美しい風景が広がり
ます。 (写真クリックすると大きな写真が見られます)
 

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