5月17日から稚アユの放流が始まっています。今年の育成アユはすこぶる元気です!2009.5.20掲載

小国川が流れる山形県最上町と舟形町は、いま新緑の真っ盛り。山はまさに若葉萌える季節で、本当に気持ちのいい毎日です。
  そんな中、当漁協で2月から中間育成してきた稚アユも大きくなり、放流の季節を迎えています。すでに5月17日から放流を開始しており、今月は21日を除く毎日、稚アユを最上小国川に放流していきます。
  今年の稚アユ中間育成は、特にこれといったトラブルもなく、本当に順調に進みました。おかげで稚アユの成長もすごく良く、大きさでいえば現時点で10~12cmくらいまで育っています。すでにオトリとして使えそうな大きさです(笑)。中間育成責任者の斉藤副組合長に聞くと、「中間育成には11年携わってきたが、これまで一番順調で稚アユの生育もいい」と話していました。7月1日の解禁日には、きっと17~18cmくらいまでに育って、皆さんの釣り竿をギューンと曲げてくれると思います。どうぞ楽しみにしてお待ち下さい。


5月20日に放流したアユです。もう体長10~12cmほどに育っています。

稚アユの放流では、まず育成池から専用のタモ網
で少しづつすくい、運搬車の水槽に移していきます。

運搬車の水槽に移す前に計量。放流は正確に行わないといけないので、
計量には神経を使います。

手前に見えるのが運搬車の水槽です。幌布製で酸素ボンベ付きです。

現地(川)に着いたらすぐ放流作業です。ここは河原から川まで高低差
がないのでホースは使えないため、専用のタモ網で運びます。

運搬車から川までダッシュで運ぶのはけっこう堪える作業です。

こちらは運搬車から川まで高低差があり、距離もある
ケースです。長いビニールホースをつないで水の流れ
に乗せて放流します。

近くのおばちゃんが手伝いに来てくれました。でも恥ずかしいから、
顔は写さないでッ、ということでした。

本日(5月20日)放流を行ったメンバーです(飛び入りの手伝い1名)。平均年齢が高いですが、最上小国川でたくさんの人にアユ釣りや網
で楽しんでもらいたいと思って頑張っています。みなさん、小国川に遊びに来て下さい!

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