2年目となる「鮭の釣獲調査」が10/18から始まりました。2008.10.20掲載

2008.10.20掲載
●2年目となる「鮭の釣獲調査」が10/18から始まりました。

  今年で2年目を迎える小国川での「鮭有効利用調査」の第1回目が、10月18日(土)に行われました。小国川の最下流部にある鮭捕獲用施設のウライがある場所で、午前9時半頃から受付を行ない、続いて簡単なセレモニーを開催。主催者である鮭調査委員会の小国喜久松幹事長が開会の挨拶を行い、鮭部会の石山一夫会長が鮭釣りに当たってのルールと注意事項を説明して、さっそく調査のための釣り開始となりました。
  この日の参加者は、抽選で当選した15名。参加者は釣り支度を整えるとさっそく調査エリア(約800m区間)に分散し、エサ釣り、ルアー、フライとそれぞれの釣りスタイルで鮭釣りに挑みました。この日は調査初日ということもあってか鮭は次々にヒットするものの、ラインが細かったり、針が小さく掛かりが浅かったりして、バラシが頻発。それでも各人、仕掛けを手直ししたりしてからはバラシも少なくなり、全長60㎝~75㎝くらいの鮭を何匹も釣り上げていました。釣果は人によってさまざまですが、平均すれば一人3~4尾ほど。サイズは平均65~68cmくらいで、この日は75cm5kgというのが最大でした。鮭釣りは、今年はこれから週末を中心に11月9日まで行われます。今年はすでに募集を締め切っているのでこれからの参加は無理ですが、ぜひ来年ご参加いただければと思います。

(右の写真は、釣り仲間と一緒に福島県いわき市から参加した岩佐敦さん(54歳)。鮭釣りはかれこれ5~6年の経験があるそうですが、夏は小国川で毎年アユ釣りを楽しんでいて、昨年からは鮭釣りもできるようになったというので今年応募したそうです。釣果はお昼までに5本の鮭を上げて、バラシ3本とのこと。「腕がパンパンで明日の筋肉痛が心配だけど、強烈な引きがたまらない!」とおっしゃってました)

開会セレモニーで挨拶に立つ小国喜久松幹事長

鮭部会の石山一夫会長が鮭釣りのルールと注意事項を説明

地元の最上町から参加した、左から佐藤達雄さん、二戸源義さん、藤井憲
一さんの3人組。普段はサクラマス釣りに熱中しているとのことですが、「鮭
釣りも引きが強くて最高に面白い」とおっしゃってました。

鮭の引きは、トルクを感じさせる重厚な引きと、すさまじいばかりの耐久力
(衰えない体力)に特徴があります。一尾釣り上げるのにだいたい5~10分
はかかる感じで、75~80cmの大物になると川を引き回され、釣り上げるま
で20~30分かかることもあります。その引きをぜひ皆さんもご体験ください。

宮城県塩竃市から参加した阿部有佳さんも、見事に鮭をひっとさせ1本釣り
上げました! ご主人の勝洋さんと釣友の早坂勇治さん(河北町)はフライ挑
戦し、ともに1本ずつをゲット。参加者中もっとも最後までねばり、鮭釣りを
堪能していました。

参加者が釣り上げた鮭はすべて体長や重量、性別などを調べ記録します。

小国川の鮭釣りエリアの風景。トロ場ではエサ釣りの釣り人ががんばっていました。

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