来年の山形県の鮎放流のために、小国川で親魚の採捕を行っています。2012.10.15掲載

山形県で、放流する人工産のアユの生産に向けて今年も小国川で協力しております、上流域では瀬見の梁、下流域では富田の鮎止めでやっております。親魚として使えそうな成熟したアユだけを選別して数十匹たまったところで、三瀬の栽培センターに引き渡します。今年は、10月5日から瀬見の梁で選別が始まり、10月8日、10月12日と両方で選別し、93尾栽培センターに引き渡しました。今年は、8月中は、ほとんど雨が降らず超渇水になりアユ達も大変厳しい夏のようでした。栽培センターによりますと来年の仔鮎生産に使用する卵数の計画は、700万粒と言うことですから県内で約250尾採卵間近の成熟した鮎を選別しなければ成りません。栽培センターでは、天然魚を採捕し、それを親魚にしたより天然に近いアユを作ることにこだわつております。そのことにより冷水病に強く天然に近い追いの強いアユを放流することが出来るのです。栽培センターと共に力を合わせ健全で、より天然に近いアユの生産、放流に寄与していきたいと思います。中間育成、河川環境保全に精一杯頑張ります。来年も又よろしくお願いします。 

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