今年も仔アユの池入れ作業が始まりました!2013.2.23掲載

 舟形町は、今年もまた例年にない大雪で、いま現在、平地でも約2.5mほどの積雪があります。そんな中2月20日、アユを育てている鶴岡市三瀬の栽培漁業センターから県内で今年最初の仔アユを、当組合の稚アユセンターに、運搬用1トン水槽を2つ載せたトラック2台で計6万尾運んできました。12時20分到着。飼育池は、池入時にストレスやスレから回避するため岩塩1/5海水を用意しておき、飼育池と水槽の温度差をチェツクし、サイホンで池入れを行い、午後1時半に終了いたしました。これを皮切りに3月12日、13日、14日、26日、27日、28日、29日と池入れ作業を行い、それぞれ7万尾づつ合計55万尾を中間飼育する計画です。
 仔アユの環境は、栽培漁業センターから当稚鮎センターと変わったわけですが、アユ達はびっくりする様子もなく元気に泳ぎ回っております。栽培センターの話によりますと今期は、海水の温度が平年より高めだったこともあって生育は順調ということです。5月下旬から6月上旬には10cm近くまで育ち、小国川に2,809kg放流されます。

 平成25年度は、3,200kgの計画を立てましたが、県内全体で生産数が減少しており、計画数量の88%になり2,809kgになってしまいました。今年は海水温が高めということであり、天然の鮎も順調に生育し、多いに遡上が期待できるのではないかと心待ちにしているところです。
 7月1日の解禁時には、十分楽しんでいただけるよう今年もまた細心の注意を払って中間飼育に努め、元気で健全なアユを育てていきます。ご期待ください。大きくなったアユ達と一緒にお待ちしております。

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