2012年の出来事、ニュースをお伝えします!

    

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 2012.10.30掲載
 ●10月20日から<鮭の釣獲調査>が始まっています。
 
 鮭の釣獲調査が10月20日から始まりました。山形県は、もちろん東京、埼玉、三重県からも多数の申し込みがあり延べ人数271名になりました。今年の鮭の有効利用調査は、10月20日〜11月11日まで連日23日間行われ、8時に受付開始、8時半より調査開始、2時半に終了となります。その後魚体重、魚体長の検量となります。
 今年の夏は猛暑で、水温も高く魚たちにとっては厳しい夏でした。その影響があってか鮭も遡上が遅いようで、心配されましたが、調査開始ころから鮭の姿が見えるようになり安心いたしました。10月22日は9名の参加で、60pから70pの鮭を16尾釣り上げました。平均すれば、1.8尾の釣果になります。餌釣り、ルア−、フライとそれぞれおもいおもいの場所に入り、開始から10分後に釣り上げる人もおりますが、流れが強かったり、おもりが軽かったりバラシも少なくないようです。開始日頃から天気が続かない日が多く、釣り人には寒さが身にしみる日もあるようですが、ウライの採捕場では、60尾以上採捕する日もあり、ますます期待が掛かり楽しめそうです。釣果状況は右記のとおりです。
 
調査日 調査人員 合計
10月20日 2人  5  10尾 
10月21日  15人 9  3  12尾 
10月22日  9人  11 16尾
10月23日 2人  0  0尾 
10月24日  9人 3尾
10月25日  6人 5尾
10月26日 13人 14尾
10月27日  17人  9尾
10月28日  16人    11尾
10月29日  7人  10  15 25尾
10月30日  18人 15尾
 
 2012.10.15掲載
●来年の山形県の鮎放流のために、小国川で親魚の採捕を行っています。
 山形県で、放流する人工産のアユの生産に向けて今年も小国川で協力しております、上流域では瀬見の梁、下流域では富田の鮎止めでやっております。親魚として使えそうな成熟したアユだけを選別して数十匹たまったところで、三瀬の栽培センターに引き渡します。今年は、10月5日から瀬見の梁で選別が始まり、10月8日、10月12日と両方で選別し、93尾栽培センターに引き渡しました。今年は、8月中は、ほとんど雨が降らず超渇水になりアユ達も大変厳しい夏のようでした。栽培センターによりますと来年の仔鮎生産に使用する卵数の計画は、700万粒と言うことですから県内で約250尾採卵間近の成熟した鮎を選別しなければ成りません。栽培センターでは、天然魚を採捕し、それを親魚にしたより天然に近いアユを作ることにこだわつております。そのことにより冷水病に強く天然に近い追いの強いアユを放流することが出来るのです。栽培センターと共に力を合わせ健全で、より天然に近いアユの生産、放流に寄与していきたいと思います。中間育成、河川環境保全に精一杯頑張ります。来年も又よろしくお願いします。 



 2012.8.6掲載
●今年2回目となる「アユ調査」の結果をお知らせします。
 昨日8月5日は舟形町で株式会社サンライン(仙台営業所)主催の「SUNLINE CUP 鮎2012 小国川大会」が開催されましたが、その大会で選手の皆さんが釣ったアユの中から50尾を提供いただき、体長、体重と天然か放流物かなどを調査しました。また上流の最上町満沢地区で組合員が10尾のアユを釣り上げ、同様の調査を行いました。その結果は右の表にまとめたとおりです。舟形エリアで釣れたアユについては、実に64%が海からの天然遡上という結果で、最上流部の満沢でも天然物の比率は40%に達しました。
 <2012.8.5の調査結果>
調査場所  調査尾数 平均全長  平均重量  天然遡上アユの割合 
舟形
(サンライン大会)
50尾 16.97cm 46.1g 64%
向町 10尾 17.02cm 44.5g 40%
 
 2012.8.6掲載
●「SUNLINE CUP 鮎 2012 小国川大会」が開催されました。
 釣具メーカーの株式会社サンライン(仙台営業所)が主催する「SUNLINE CUP 鮎2012 小国川大会」が8月5日、舟形町の一の関周辺を会場にして開催されました。大会には東北と関東甲信越地方などから88名が参加。開会セレモニーの後、1回戦7:00〜10:00、決勝11:30〜13:30を行ってアユの釣果を競い合いました。その結果、決勝戦で10尾の釣果を上げた日下均選手(宮城県)が優勝。県内選手は2位清川学選手、5位に市川利光選手が入りました。
▲上位5名の皆さんです。

▲上位5名の選手の成績表です。
 

 
 2012.7.30掲載
●「第4回 SHIMOTSUKE CUP AYU 小国川予選」が開催されました。
 釣具メーカーの大橋漁具株式会社が主催する「第4回 SHIMOTSUKE CUP AYU 小国川予選」が7月29日、舟形町の一の関エリアを会場にして開催されました。大会には東北、関東を中心に、北海道や静岡といった遠方からの参加者も含め116名が参加し、アユ友釣りの技を競い合いました。
 大会は予選を勝ち上がった30名で決勝を行う2回戦制。その結果、県内在住の古澤和美選手が見事に優勝を飾りました。なお上位7位までに入った選手の皆さんが全国大会に進出するということです。
クリックすると大きな写真が見られます。
▲決勝を戦った30名の成績表です。
クリックすると大きな写真が見られます。
▲最新ロッドのお試しを行っていました。
 
 

 
 2012.7.19掲載
●「第26回 ダイワ鮎マスターズ2012 南東北地区大会」が小国川で開催されました。
 釣具メーカーのグローブライド株式会社が主催する「第26回ダイワ鮎マスターズ2012 南東北地区大会」が7月17日、小国川を会場にして開催されました。大会には東北、北関東、北陸甲信越などから153名が参加し、友釣りの釣技を競い合いました。
 大会は、7時〜10時半にまず予選が行われ、その予選を勝ち抜いた上位32名とシード選手1名が決定戦(12:00〜14:00)を行うしくみ。その結果、青森県から参加した村田寅選手が14尾の釣果で優勝を飾りました。2位には東根市の松浦孝浩選手が12尾で入り、3位には新潟県から参加した佐藤重行選手が入りました(釣果11尾)。結果詳細は以下の通りです。
写真クリックすると大きなサイズで見られます。
▲上位10位に入りブロック大会進出を決めた皆さん。前列中央が優勝した村田寅選手

▲大会で選手の皆さんが釣った鮎は、舟形町教育委員会へ贈呈されました
第26回ダイワ鮎マスターズ2012 南東北地区大会・ブロック大会進出者(上位10名)成績
順位 氏名  決定戦釣果 予選釣果 住所  所属クラブ
1位 村田 寅 14尾 11尾 青森県 闘将村田軍団
2位 松浦孝浩 12尾 13尾 東根市 総合魚釣集団 沖田水産
3位 佐藤重行  11尾 13尾 新潟県 狩野川リバースターズ
4位 金子 誠 11尾 9尾 秋田県 淵心会 
5位  谷藤 勉  9尾  15尾  秋田県 皆瀬川MAC 
6位  根本芳春 8尾  15尾  福島県 FFCC 
7位  相澤 伸  8尾  9尾  宮城県 香技会 
8位  高橋一博  8尾  8尾  秋田県 皆瀬川FC 
9位  安食正男  7尾  11尾  舟形町 小国川FC 
10位  細目浩二  7尾  12尾  宮城県 宮城天狗の会 
※着色は県内選手


 


 2012.7.16掲載
●がまかつ主催の「第36回G杯争奪全日本鮎釣り選手権・小国川予選」が小国川で開催されました。
 釣具メーカー「がまかつ」が主催する「第36回 G杯争奪全日本鮎釣り選手権・小国川予選」が7月15日(日)、小国川の一ノ関周辺(舟形町)を会場にして開催されました。大会はまず4ブロックに分かれて予選(7:00〜10:00)を行い、それぞれの釣果上位者32名で決勝(11:30〜13:30)を行うというシステム。その結果、福島から参加した坂内友洋選手が12尾(487g)の釣果を上げて優勝しました。2位は12尾(440g)の釣果を上げた佐藤隆洋選手、3位には12尾(335g)の釣果を上げた渡辺明洋選手が入りました。 
写真クリックで大きな写真がご覧いただけます。
▲向かって左から佐藤隆洋選手(2位)、坂内友洋選手(優勝)、渡辺明洋選手(3位)
写真クリックで大きな写真がご覧いただけます。
▲上位入賞者はボードにあるとおりです
最終成績(上位8名)
順位 氏名 住所 決勝釣果 総重量
★優 勝 坂内友洋 福島県 12匹 487g
★準優勝 佐藤隆洋 岩手県 12匹 440g
★3位 渡辺明洋 福島県 12匹 335g
★4位 浅見 悟 栃木県 10匹 395g
5位 山田訓久 福島県 10匹 358g
6位 長澤英明 舟形町 8匹 283g
7位 日夏秀一 福島県 8匹 271g
8位 古澤和美 山形県東村山郡 8匹 265g
 ★印の4名が全国大会に進出します。着色は県内選手


 
  2012.7.16掲載
●小国川で3回目の開催! 今年も「高松重春さんの鮎釣り教室」が開かれました。
 7月14日と15日の両日、アユ釣りのトップトーナメンターとして長年活躍する高松重春さん(釣具メーカー・シマノのフィールドテスター)の「鮎釣り教室」が小国川で開かれました。この「鮎釣り教室」は栃木県を中心に活動する鮎釣り倶楽部「TFC(Takamatsu Fishing Club)」(柴田充三会長、会員40名)が主催し、釣具メーカーのシマノ仙台営業所が協賛して開催しているもので、小国川では3年連続3回目の開催。今年も県内外から十数名のアユ釣りファンが参加し、高松氏の直接指導を受けました。
 形式ばった教室ではないため、簡単な開会セレモニーの後はさっそく川に入って実釣。高松氏は参加者一人ひとりの元に足を運び、気さくに話しかけながらアドバイスをおくっていました。昨年に続いて秋田県から参加した佐藤、小野寺、谷藤さんらは、「昨年とはまた違ったアドバイスをいただけて、目から鱗の思いがしました。釣り大会で好成績が残せるよう、普段の釣りに生かしていきたいと思います」と話してくれました。
 この釣り教室は誰でも制約なく参加できるのが特徴で、アユ竿などの道具類もシマノ仙台営業所が貸し出してくれるため、本当の初心者でも鮎釣りを体験することができます。塾長を務める高松さんは、「最近のアユ釣りは、理論も道具も複雑になり、アユ釣りがどんどん難しくなっている。でもアユ釣りは本来楽しいものだし、競技の世界は別にして、一般の人に対してはもっとアユ釣りをシンプルに伝え、アユ釣りは楽しいだと教えていくことが大切だと思う。この教室では、そういう楽しみを伝えることを第一にし、そのための基本的な釣り方やアユの習性などを教えていきたい」と語ってくれました。
 この釣り教室は、来年以降も小国川で開催の予定ですので、皆さんぜひご参加下さい。
 

▲栃木県からご両親とともに参加した福田歩未ちゃんは小学5年生。高松さんのやさ
 しい指導を受けながら、アユ釣りを楽しんでいました。

▲シマノ仙台営業所が無料で貸し出しする最新のアユ竿を借りる参加者。一人で2本
 も3本も試し、購入の参考にしている方もいました。
   
 
 2012.7.10掲載
●2012シマノジャパンカップ鮎釣り選手権東北大会が小国川で開催されました。
◆2012年7月8日、参加者数165名 天候:クモリのち晴れ
セミファイナル進出者  順位 釣  果  選 手 名 住 所
2回戦(匹数) 1回戦(匹数)
◎   1 14  上野正一 岩手県盛岡市
◎   2 13   6 中川将行 岩手県一関市
◎   3 10   9 松浦孝浩 山形県東根市
◎   4 10   6 佐々木浩 山形県尾花沢市
◎   5 9   7 今田栄一 山形県天童市
   6  9  6 平文暉郎 茨城県つくば市
◎   7  9  6 工藤 尚 山形県山形市
◎   8  8  8 柏倉悠太 山形県寒河江市
◎   9  8  5 福田成一 栃木県宇都宮市
◎   10  7  5 竹本眞規 新潟県北蒲原郡
◎   11  7  10 平谷浩二 岩手県盛岡市
   12  7  8 久保田幸博 青森県八戸市
   13  7  6 尾関武彦 山形県山形市
   14  6  7 民部田与実 岩手県盛岡市
   15  6  6 杉浦芳秀 新潟県新潟市
   16  5  9 宍戸春男 宮城県大崎市
   17  5  7 高井 廣 山形県西置賜郡
   18  5  7 北田 猛 岩手県盛岡市
   19  5  6 佐藤重行 新潟県村上市
   20  4  7 伊藤貞弘 宮城県加美郡
  
 賞   釣 果 選 手 名 住 所
 1回戦(匹数)
 レディース賞 3  長沢よしみ 千葉県千葉市
ヤングアングラー賞 柏倉悠太 山形県寒河江市
ベテランアングラー賞 高橋宣之 山形県山形市
 2012.7.9掲載
●秋に実施する「鮭釣り(釣獲調査)」の参加者を募集します。7/10〜8/31の期間内にお申し込み下さい。
 
 2012.6.29掲載
●6月28日に行った「調査釣り」の結果です。予想以上に型も数も良好でした。
 昨日28日、恒例となっているアユの調査釣りを行いました。当組合では、当方の稚アユセンターで中間育成した人工産アユを小国川に放流していますが、その放流種苗が効果的であるか、数量が適正であるかを調査するため、また遊漁者に漁況情報を提供するために調査釣りを実施しております。
 28日は流域の5地点で、午前9時〜12時頃まで各3〜5名で友釣りにより実施いたしました。各地点ごとに体長、体重、天然と放流ものの比率、割合などを調べました。開始と同時に入れ掛かりで釣れ、大変良い結果を出すことができました。結果は右表にまとめたとおりです。
 今年は天然遡上が本格化したのが今月19日頃と遅かったため、遡上率が低いところもありますが、満沢、舟形、長沢の調査尾数などは、今までにないほどの好釣果でした。型も平均40〜50gと良く、中には60gを超える個体もありました。放流ものが、順調に育ってくれました。天然物も7月中旬頃から次々と釣れ始まることと思います。今年は楽しみな年になりそうです。こうご期待です。
 最後に、今年もアユが病気にかかるリスクを少しでも減らすため、県外からのおとりアユの持ち込みを自粛してくださるようお願いします。県外からのおとりアユは、「持ち込まない。使用しない。放さない。」でお願いします。
 <2012.6.28の調査結果>
調査場所  調査尾数 平均全長  平均重量  天然遡上アユの割合 
 舟形  110尾 17.8cm 45.0g 46%
 長沢  95尾 17.2cm 49.0g 27%
 瀬見  28尾 16.8cm 45.9g 25%
 大堀  21尾 16.0cm 42.2g 24%
 満沢 63尾 16.6cm 42.4g 21%
 − 合計 317尾 平均 16.88cm 平均 44.9g 平均 29%

▲鱗の枚数を数え、天然ものか放流ものかの判断材料にします。

▲今回の釣果の一部です。思った以上に成長していて、いい型のアユが釣れ
ました。写真をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。

▲解禁前なので、県の許可を得た調査目的であることを示す旗を立てて釣
 りを行いました。

▲今年も「おとりアユの持ち込みは禁止」です。病気予防のためですので、
 ご協力お願いします。
 
 2012.6.29掲載
●小国川のアユは安全です。放射性物質検査で
<不検出>の結果が出ました。
 2012.6.22掲載
●魚道をジャンプして遡上する鮎の姿を撮影してきました。
 本日6月22日、舟形町の長沢堰堤で鮎の遡上シーンを撮影してきました。5日ほど前から魚道をジャンプして遡上する鮎の姿が確認されていましたが、台風による増水もあってなかなか撮影チャンスがなく、今日ようやく撮ることができました。ちょうどお昼ころに魚道に行きましたが、すでに盛んにジャンプして魚道を遡上していく鮎の姿が見られ、その遡上シーンは撮影中ずっと見ることができました(少なくとも2時間半)。撮影が終わって帰った後も鮎は遡上したはずですので、はたしてどのくらい大量の鮎が遡上していったことか、想像もつきません。肉眼で見た限りでは、まだ小さい10cm前後のが多かったようですが、14〜15cm級のも少なくない感じで、今シーズンの釣果に期待を抱かせるものがありました。動画も撮っていますので、早く編集してここに掲載いたします。お楽しみに!
(一番上・左側の写真は、当組合の事務スタッフが鮎の遡上をカウントする調査を行っているところです)
 2012.6.13掲載
●地元の小学生たちに稚アユの体験放流をしてもらいました。
 5月29日に堀内小学校19名、富長小学校1.2年生24名の計43名、5月30日は舟形小学校23名が、晴天の中元気良く稚鮎の体験放流をいたしました。自然にふれ、町のシンボルである鮎に親しみ、命の大切さについて学んでもらいました。私たち漁業組合は、稚鮎センターから富長橋、十二河原に鮎を運び、児童たちは11時までそれぞれ現地に到着し、小さいバケツに鮎を分けてもらい放流いたしました。初めて手にふれる子どもたちがほとんどで、とても楽しそうに目を輝かせながら早く大きくなれよと声をかけながら放流していました。斉藤副組合長が、鮎について話をしましたが、児童たちからは「鮎はどこで寝るのですか」とか「いつ結婚するのですか」「何を食べて大きくなるのですか」といった様々な質問があり、楽しく有意義な放流になりました。私たち漁業組合は、子どもたちにこの清流小国川を緑豊かな自然を子や孫に伝えるために河川環境保全に頑張ります。
 稚鮎の2次放流をいたしました。
6月12日舟形橋上流に稚鮎50s放流いたしました。今年の稚鮎の放流は、合計 2,850sになりました。
 2012.3.16掲載
●今年も仔アユの池入れ作業が始まりました!
 ■現在小国川沿いは、新緑の真っ盛りで長い冬から解放され、とても気持ちが良く、すがすがしい日々を過ごしております。
 当漁協の稚鮎センターで、3月2日から48万尾7日間2g程度の仔鮎を池入れをいたしました。59日〜79日間飼育し現在7〜11gの大きさに成長いたしました。今年の冬も大雪でなかなか河川の水温も上がりませんでしたが、ようやく12〜14℃になりました。5月20日から放流を開始し、連日のように放流になり、6月1日まで28,00kgを放流する予定です。5月20日には、月楯、満沢、大谷、幅、富長橋、長者原に320kgを放流いたしました。平成24年度の鮎放流計画は、3,500kgの計画を立てましたが、県内6箇所中間飼育場がありますが、1箇所鮎の生産を中止したことにより、県内の各漁協2割減の放流数になってしまいました。天然遡上が期待されるところですが、今年は、その声をまだ聞いておりません。昨年も遡上が確認されたのが、6月10日頃でした。近年遡上するのが年々遅くなっているようです。確認できましたらホームページに掲載するつもりです。ご期待ください。
 7月1日の鮎解禁日には、多いに皆さんを楽しませてくれることと思います。大きくなったアユ達と一緒にお待ちしております。
          
<平成24年度稚鮎放流計画>
明田岩下流--30kg 明田岩--30kg  富長橋--30kg  富長橋下流--30kg
長者原--30kg  小松橋--80kg  木 友--60kg  舟形鉄橋--80kg
十二河原--100kg 千 鳥--100kg  割石--80kg  大場砂利--80kg
内山橋--60kg  新庄生コン--80kg 大谷坂--80kg 幅船場--60kg
長 尾--80kg  ウルエ坂--80kg  松 原--80kg  瀬見鉄橋--110kg
瀬見酒屋--110kg 瀬見発電所--110kg 新 淵--80kg  柳 原--110kg 
大 堀--110kg  下白川--110kg  白 川--110kg  月 楯--110kg 
寺淵上--80kg  満 沢--110kg  鳥 出--80kg  下小路--80kg 
富 沢--80kg  赤倉橋--80kg  赤 倉--80kg   
 合計2,800kg
 
 
 2012.3.16掲載
●今年も仔アユの池入れ作業が始まりました!
 舟形町は例年にない大雪で、3月半ばになっても2メートルほどの雪が残っています。そんな中、3月2日に運搬用の1トン水槽を2つ載せたトラック2台で、アユを育てている三瀬栽培センターから今年初めて稚アユを当組合の稚アユセンターに運んできました。尾数にして約6万尾。到着後、運搬水槽と飼育池の水温、容存酸素をそれぞれ測定し、水温差がないことを確認して稚アユを飼育池に移しました。そして午後1時40分、今年最初の無事に池入れを終了いたしました。これを皮切りに、3月21日、22日、23日、27日、28日、29日、30日と池入れ作業を行い、各7万尾づつ計55万尾を中間育成する計画です。
 今年の稚アユも、昨年10月に小国川で採捕した親魚から三瀬の栽培漁業センターで採卵、受精させて育ててきた小国川産の仔鮎です。まだ体長5pくらいしかありませんが、5〜6月には10p前後まで育ち、その後小国川に放流されて7月1日の解禁時には体長15〜16cmまで育っているはずです。今年も細心の注意を払って中間育成に努め、多くの皆様に喜んでいただけるよう元気で健全な鮎を育てていくつもりです。
ご期待ください。