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2009年の各種ニュース |
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2009.10.20掲載 ●鮭の有効利用調査が10/17からスタート。大きな鮭が次々にヒットしていました。 |
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★「鮭調査釣りエリア」への行き方は、別ページでご案内しています。ここをクリックしてご覧ください。 |
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2009.10.19掲載 ●今年も来年の放流用アユの親魚採捕を行っています。 |
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最上小国川では毎年今頃の時期になりますと、産卵のために川を下っていくアユを採捕して、鶴岡市三瀬にある山形県栽培漁業センターに手渡す作業を行っています。山形県栽培漁業センターではそのアユを親魚として卵と精子を人工授精させ、それから孵化した仔魚を育てて翌年の放流用アユにするのですが、今年は例年と違ってアユがなかなか川を下らず(全然雨が降らず川の水量が増えないため)、親鮎採捕が進みませんでした。でも、そのうち下るだろうとそう心配はしていなかったのですが、10月7日になって台風18号が山形を襲い大変な増水となりました。水位は一時2メートル近く増水するような状態で、この増水でアユは一気に下ってしまいました。そのためアユは急に少なくなり、9月21日から親魚採捕を始めほぼ休みなしに採捕していますが、山形県栽培センターにまだ150匹しか引き渡せておりません(10月7日、13日、16日とこれまで3回で150尾)。まだまだ親魚は全然足りなくて、あと130尾は必要ということです。山形県栽培漁業センターでは、最上小国川以外の県内河川でも親魚採捕を頼んでいるようですが、他の河川は最上小国川以上にアユがいないらしく、最上小国川での採捕担当者は、山形県の来年の放流鮎生産を背負って使命感に燃え手弁当持参で今日も採捕に頑張っております。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2009.8.5掲載 ●8/2にサンラインカップ鮎釣り大会が開催されました。 |
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去る8月2日(日)、釣具メーカーの(株)サンラインが主催する「サンラインカップ鮎・小国川大会」が開催されました。大会には東北一円と北関東などから100名が参加し、午前中3時間(1回戦)、午後2時間(決勝)の2回戦で鮎釣りの技を競いました。その結果、山形市の工藤尚選手が決勝で13尾の釣果を上げて見事に優勝。2位にも県内(最上郡)の安彦信一選手が入り、県内選手がワンツーフィニッシュを飾りました。成績は以下の通りです。
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2009.8.5掲載 ●今年2回目の「アユ調査」を行いました。 |
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去る8月2日、今年2回目となる「アユ調査」を行いました。この「アユ調査」は、解禁前の6月下旬とシーズン中の8月に、それぞれ小国川で捕獲したアユの全長や体重、鱗の枚数を調査して天然遡上のアユか放流アユかを調べているものです。2日は同日開催されたサンライン主催の鮎釣り大会(舟形エリア)から提供いただいた50尾と、上流の最上町満沢地区で調査員3名が釣った14尾について調査いたしました。結果は以下の表の通り。上流の満沢地区は型はよいのですが数があまり出ない模様で、舟形地区は満沢地区より型は小さいものの、ある程度数は出るようです。天然遡上アユの割合は、舟形地区が54%、満沢地区が14%でした。皆様の釣りの参考になれば幸いです。
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2009.7.26掲載 ●がまかつ主催の「G杯争奪全日本アユ釣り選手権・小国川予選会」が開催されました! |
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釣具メーカーの(株)がまかつが主催する「G杯争奪全日本アユ釣り選手権・小国川予選会」予選が7月26日(日)、小国川の一の関付近をメイン会場にして開催されました。この大会は、当初は7月19日に開催する予定でしたが、あいにくの増水に見舞われたためこの日に延期して開催することになったもの。そのため当初は100名以上が参加する予定でしたが、都合が付かない人も出てきて参加者78名による予選会となりました。 大会はまず参加者を3ブロックに分けて1回戦(7:00〜10:00の3時間)を行い、各ブロックで上位8位タイまでに入った選手で2回戦(11:00〜13:20)を行う方式。その結果、栃木県から参加した福島二三男選手が1回戦9尾、2回戦14尾(736g)の成績で優勝し、見事に全国大会への出場権と表彰状、賞品(がまかつのアユ竿パワースペシャルVなど)を獲得しました。続いて2位:渡辺明洋選手(福島県)、3位:工藤尚選手(山形市)、4位:佐藤隆洋選手(岩手県)の3選手も全国大会への出場権を獲得しました。全国大会は来週末に富山県の神通川で開催される予定です。4選手の皆さんにはぜひ頑張っていただきたいと思います。
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2009.7.26掲載 ●報知新聞社主催の「第40回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」予選が小国川で開催されました! |
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報知新聞社主催(協賛・オーナーばり)の「第40回報知アユ釣り選手権・オーナーカップ」予選が7月26日(日)、小国川の最下流域を会場にして開催されました。この大会は、当初は寒河江川で7月19日に開催する予定だったものの、あいにくの雨天と増水に見舞われ、7月26日に延期して寒河江川で開催する予定でした。しかしその26日も増水で、開催は無理と主催者側が判断。前日の25日になって急遽会場を小国川に移して大会を開催することになりました。そのため当初は定員の100名が参加する予定でしたが、延期や会場変更などもあって、当日は55名の参加者で全国大会への切符6枚を争うことになりました。 大会1回戦は富長橋を中心とする上下のエリアで、2つのブロックに分かれ9:00〜11:30の2時間半で実施。各ブロックで上位10タイまでに入った選手25名が2回戦(12:50〜14:50の2時間マッチ、エリアは富長橋下流)へ進み、全国大会出場をかけて競い合いました。その結果、愛知県から参加した山口敏弘選手が1回戦12尾、2回戦14尾の釣果を上げて優勝。他に2位:福士浩貴選手(青森県)、3位:石成正人選手(東京都)、4位:梅山和秀選手(群馬県)、5位:早坂市郎兵衛選手(山形市)、6位:猪股芳夫選手(秋田県)の6選手が、7月31日〜8月1日に岐阜県益田川で開催される全国大会への出場権を獲得しました。6人の選手の皆さんには、全国大会でもぜひ好成績をあげていただくよう期待したいものです。 ……詳しい戦績と写真は明日UPします。
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2009.7.24掲載 ●今年も小国川での「鮭調査釣り」に参加して下さる方、募集いたします! |
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2009.7.21掲載 ●本日、ダイワ鮎マスターズ東北大会が開かれ、尾花沢市の古川寿之さんが優勝! |
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本日7月21日、舟形町を流れる小国川で「ダイワ鮎マスターズ南東北大会」が開催されました。大会には東北一円と北関東などから157名が参加し、アユ釣りの技を競い合いました。一回戦は7:00〜10:30の3時間半で行われ、上位24名が2回戦へと進出。2回戦は12:00〜14:00の2時間で行われ、その結果、尾花沢市在住で小国川FC所属の古川寿之選手が見事優勝に輝きました。また2位にも同じく尾花沢市在住で小国川FC所属の佐々木浩選手が入り、上位1位と2位を小国川FC所属選手が独占しました。古川選手は「アユ釣りトーナメントに出るようになって10年ほどになりますが、初めての優勝で本当に嬉しい。今日は小国川FCの仲間たちとしこたま飲んでお祝いしたい」と喜びを語っていました。 なお上位選手の氏名と成績は下記のとおり。上位8位まで入った選手たちは、8月2日に栃木県の箒川で開催されるAブロック大会に進み、ここで全国大会出場をかけて釣技を競うことになります。(22日に写真追加)
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2009.7.16掲載 ●6/24にヤマメ84,000尾を放流しました。 |
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去る6月24日、ヤマメ84,000尾を小国川本流と支流の大横川、白川、絹出川、老い沢、堀内川に放流いたしました。放流したヤマメは県サクラマス孵化場で生産された2.5グラム前後の稚魚です。本流では明神川合流点と大横川合流点に放流しました。これまでは、主に支流に放流してきましたが、遊漁者からの強い要望がありましたので、今年しは10,000尾増殖し本流にも多く放流いたしました。小国川は、鮎だけでなく渓流魚でも遊漁者から多く楽しんでいただきたいとがんばっております。
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2009.7.15掲載 ●当漁協では定期的に河川清掃をしています。遊漁者の皆さんもゴミの持ち帰りにご協力下さい! |
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今年も遊漁者が多くなる鮎釣りシーズン中、遊漁者の皆さんにきれいな川で気持ちよく釣りを楽しんでいただけるよう、7月〜8月中に河川清掃を定期的に10日間に2回の割合で最上町と舟形町に分かれて行っております。遊漁者のみなさんも是非ゴミの持ち帰りにご協力をお願いします。
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2009.7.15掲載 ●冷水病の危険を少しでも減らすため、今年も県外や他河川からの「オトリ鮎」持ち込みは、ご遠慮下さい。 |
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アユの冷水病は、漁協はもちろん釣り人にとっても大変大きな問題です。当漁協では、小国川での冷水病発生をできる限り防ぐために、もう何年も前から「県外及び他河川からのオトリ鮎の持ち込み禁止」をお願いしていますが、今年も引き続きご協力をお願いいたします。 山形県では、すべての県産鮎を放流する体制を確立いたしました。今後も鮎冷水病の発生を防ぐために県外産のおとり鮎を、持ち込まない、使用しない、放さない。主義で自粛することにご協力をお願いします。冷水病などの原因が、持ち込まれるおとり鮎にあるとは必ずしもいえませんが、小国川漁協では、考えられる可能性をできるだけ排除し、健全な状態で守っていきたいと考えております。この点をご理解いただき、是非ご協力をお願いします。
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2009.7.12掲載 ●本日、シマノジャパンカップ東北大会が開催。1回戦トップの釣果は3時間で21尾。 |
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本日7月12日、小国川で今シーズン最初の鮎釣り大会となる「2009シマノジャパンカップ鮎釣り選手権大会・東北大会」が舟形町の一の関を会場にして開催されました。今大会には、150名の募集定員に対して183名の事前応募があり、そのうち162名が実際に受付。東北一円と北関東、新潟、山梨などから集まった鮎釣り師たちがアユ釣りの技を競い合いました。一回戦は7:30〜10:30の3時間で行われ、上位34名が2回戦へと進出。2回戦は11:30〜13:30の2時間で行われ、その結果、東根市在住の横尾裕一選手が見事優勝に輝きました。この大会で上位8位までに入った選手の皆さんは、8月8日に栃木県の那珂川で開催されるセミファイナルに出場することになります。 なお本日のコンディションは、水位は一昨日の増水からほぼ平水に戻ったものの、気温も水温も低かったためかアユの追いがイマイチで、選手たちは軒並み苦戦。釣果としては最近にない厳しい結果となりました。この状況はしばらく続く可能性もありますが、梅雨が明けて照り込む日が続けば、状況も好転してくると思われます。アユがかたまっているポイントに当たればそれなりの釣果も出るみたいですので、どうぞ皆さん、小国川においでください。……写真は明日たくさんUPします。
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2009.7.1掲載 ●本日、アユ釣り解禁しました。今年も小国川へどうぞお出でださい。 |
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本日、小国川のアユ釣りが解禁となりました。待ちに待ったアユの解禁。この日を待ちわびたアユ釣りファンは、まだ日の昇らない3時半ころから流域にあるオトリ鮎店を訪れ、オトリ鮎や遊漁券を購入して、先を争うように川を目指して車を走らせていました。天候はあいにくの雨。午前中は気温も水温も上がらず釣果も伸び悩んでいたようですが、昼前にも雨も止んで気温も上昇。釣果も気温の上昇とともに伸びていたようです。実際の釣果は、お昼の時点で「5匹に満たない」という人もいましたが、一方で「半日で約50匹」の釣果を挙げた人もいて、人それぞれ。しかし数は別にして型の方は平均16〜18cm級がそろい、例年以上にバラツキは少なかったようです。 今年は天然アユの遡上の遅れが各種調査結果からも出ていますが、小国川は県内一の放流量を誇るのに加え(3700kg)、その放流アユが順調に成長しているのが調査でも判明しています。良いポイントを見つけ、静かにじっくりと釣ればきっとよい釣果に恵まれると思いますので、ぜひ小国川においでください。
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2009.6.28掲載(30日に一部修正) ●アユ解禁前の調査釣りを28日、行いました。釣れた中で最大は21.2cmで天然遡上のアユでした。 |
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7月1日のアユ釣り解禁前に行っている恒例のアユ調査釣りを、本日28日行いました。やり方はいつもと同様で、小国川の上流から下流まで5つの地点で、午前9時頃から12時頃まで友釣りを行い、釣り上げたすべてのアユについて全長、体重、ウロコの枚数を調査しました。そのデータをもとに、各地点別に天然と放流物の割合なども調べました。結果は下表にまとめたとおりです。 調査結果を見ると、今年は昨年に比べて天然遡上のアユの比率が低く、全地点で昨年の数値を下回りました。このことから、現時点では天然遡上が遅れがちなこと、あるいは天然遡上アユが少ないということが言えるようです。しかし、釣れた数は、上流での鵜杉と満沢では昨年をかなり下回りましたが、他の3地点では昨年とほぼ同等。瀬見については逆に昨年を大きく上回り、今回の調査で最高匹数を記録しました。平均全長、平均体重も瀬見が最高値で、数の多さとともに型の良さも印象づけました。 今回、上流の鵜杉、満沢では釣獲数が昨年を大きく下回りましたが、けっしてアユが少ないわけではありません。実際、各所でアユの姿は十分に目視が可能です。ただ、なかなか釣れないのです。この原因としては、ひとつに現在渇水傾向にあり、石アカがアカ腐れ状態にあることなどが考えられます。一雨降って川がリフレッシュすれば大きく状況が変わると思われます。ちなみに6月30日と7月1日は雨の予報が出ていることから、その雨量次第では釣果が大きく変わってくるかも知れません。また、上流に行くほど川が狭くなり、釣り人に対する警戒心が高くなるというのもあるでしょう。 ともかく、今年は昨年に比べれば天然遡上アユの数はまだ少ないものの、放流魚が順調に育っていて、昨年並みの釣果は期待できそうな感じです。型もけっして小さくはありません。7月1日の解禁日、こうご期待です!
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2009.6.17掲載 ●遡上するアユの姿が見られるようになってきました! |
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あと半月足らずで待ちに待ったアユの解禁ですが、小国川ではここにきて遡上する鮎の姿がひんぱんに確認できるようになってきました。長沢堰堤などに行くと、堰堤の下で盛んにジャンプを繰り返すアユの姿が見られますし、魚道付近では遡上するアユを狙ってカモメやアオサギが待ち伏せしています。川の中の石には、アユのハミ跡も見られるようになり、川の石全体がきれいに磨かれてきています。川はいよいよアユの気配に満ちてきました。今月28日には例年どおり調査釣りを予定していて、釣果や平均体長など詳細をお伝えする予定ですが、今年もまずまずの釣果が上がることと思います。今年もご期待ください。
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2009.6.16掲載 ●本日、白川の支流・西の又沢にニジマス3000尾放流しました! |
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今日、白川の西の又沢に、ニジマス3000尾放流いたしました。西の又沢は、今年から3年間禁漁区域になっておりますので、3年後の解禁時にはかなりの大きさになっているはずです。楽しみです。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2009.6.1掲載 ●5月26日、地元の長沢小学校児童に稚アユの体験放流をしてもらいました! |
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5月26日と27日の両日、舟形町立長沢小学校と舟形町立舟形小学校の児童によるアユの体験放流を行いました。26日は長沢小学校の1・2年生児童20名が、学校の裏手を流れる小国川の河原で体験放流。27日は舟形小学校の児童14名が、広い河川公園がある十二河原でアユの体験放流を行いました。子どもたちはアユの入ったバケツを手に次々に川に入り、優しく丁寧に放流してくれました。。26日は、体験放流だけでなくクルマの水槽から川にホースを使って放流する通常の放流も体験してもらいました。放流後は、当組合の担当者がアユに関するお話をし、質問などもしてもらいましたが、児童たちからは鮎の食べ物、卵の大きさ、鮎はどのくらい成長するのかと沢山の質問が出てとても楽しそうでした。鮎の生態や自然環境の学習をとおして、小国川のすばらしさを認識してもらい、自然環境の保全、水難防止についても学習してもらいました。
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2009.5.20掲載 ●5月17日から稚アユの放流が始まっています。今年の育成アユはすこぶる元気です! |
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小国川が流れる山形県最上町と舟形町は、いま新緑の真っ盛り。山はまさに若葉萌える季節で、本当に気持ちのいい毎日です。 そんな中、当漁協で2月から中間育成してきた稚アユも大きくなり、放流の季節を迎えています。すでに5月17日から放流を開始しており、今月は21日を除く毎日、稚アユを最上小国川に放流していきます。 今年の稚アユ中間育成は、特にこれといったトラブルもなく、本当に順調に進みました。おかげで稚アユの成長もすごく良く、大きさでいえば現時点で10〜12cmくらいまで育っています。すでにオトリとして使えそうな大きさです(笑)。中間育成責任者の斉藤副組合長に聞くと、「中間育成には11年携わってきたが、これまで一番順調で稚アユの生育もいい」と話していました。7月1日の解禁日には、きっと17〜18cmくらいまでに育って、皆さんの釣り竿をギューンと曲げてくれると思います。どうぞ楽しみにしてお待ち下さい。
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2009.2.20掲載 ●今年もアユの中間育成に向けて、稚アユの“池入れ”が始まりました。 |
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当漁協の事務所や鮎の中間育成施設がある山形県舟形町は、まだ冬まっさかりで写真のように雪いっぱいですが、そんな中で今年初となる“稚アユの池入れ作業”が始まりました。19日はいつものように、魚運搬用の設備を載せたトラック2台に分乗し、稚アユを育てている山形県栽培漁業センター(鶴岡市三瀬)に向けて朝8時に舟形町を出発。同センターで稚アユを積み込むとすぐさま取って返し、当漁協の稚鮎センターには午後1時ころに到着しました。いつもなら11時ころには着くのですが、このところ山形県は雪が降り続き、この日も道路状況が思わしくなく、思ったような速度で走れなかったということです。到着後は、すぐさま水温を図り、育成池の水温と運搬設備内の水温に差がほとんどないのを確認して、池入れ作業を行いました。 この日池入れした稚アユは7万尾。この稚アユは、昨年10月に小国川で採捕した親魚から採卵・受精させて育ててきた100%山形県産(小国川産)で、限りなく天然に近いとして県外の漁協やアユ育成関係者が注目するものです。まだ体長は5cmくらいしかありませんが、5〜6月の放流時には10cm前後まで育ち、7月1日の解禁時には15〜17cmくらいまで育ってアユ釣りファンの皆さんを楽しませてくれるはずです。 今後は2月20日、3月20日、24日、25日、26日、27日と池入れ作業を行い、8つある育成池でトータルで54万尾を中間育成する予定です。今年も細心の注意を払って中間育成に努め、多くの皆様に喜んでいただけるよう元気で健全なアユを育てていくつもりです。どうぞご期待ください。 ※ワンポイント・ニュース アユに限らず、どんな魚でもあるいは他の生き物でも、養殖や育成をしているうちには何らかの理由で死んでしまう個体が出てきます。その割合(へい死率)をいかに低くするかは、すべての養殖施設や育成施設の課題だと思いますが、当漁協でも毎年その“へい死率を下げるため”に、中間育成にあたる担当者たちが話し合いを重ね、新しいテーマに取り組んでいます。一昨年には「池入れした後、どのくらい経ってから酸素供給用の水車を回すか」を議論してそのテーマに取り組みましたし、その前は、天井部の鉄骨からサビを含んだしずくが池に落ちて何らかの影響を与えてるのではないかと、組合員で鉄骨のペンキ塗りを行いました。組合員はけっこう高齢の者が多く、高い場所でのペンキ塗りはビクビクものでしたが、がんばってやりました。そして今年は、育成池の内部の塗装について考えてみました。育成池はコンクリート製で、表面はザラザラしています。そういうザラザラしたした状態よりも、ツルツルしている方がいいのではないかと考え、以前からいくつかの池で表面の塗装を行っていましたが、へい死率に大きな違いはなく、いまひとつ大きな効果は感じられませんでした。そこで今年は、塗装の質にこだわり、プール用に使われる高級な塗料で塗装してみることにしました。この塗料は通常よりかなり値段が高く、財政的には痛い出費でしたが、いくらかでもへい死率の低減や、健全なアユづくりに効果が出ればと思って試してみることにしました。ペンキ塗は、昨年11月に担当者3人で3日がかりで、3回にわたる重ね塗りをして仕上げました。今年、どのような効果があるか、注意深く見守っていくつもりです。・・・・健全なアユづくりのためにしている、こうした私たちの努力、皆様にも少し知ってもらえるとありがたいです。
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